きものクイーン
コンテスト

日本最大級の着物の祭典「きものクイーンコンテスト2023」実況レポート

2月18日(土)の浅草公会堂にて、日本最大級の着物コンテスト「きものクイーンコンテスト2023」が開催されました。
地区予選を勝ち抜いたファイナリスト262組が集結!日本の伝統美である着物姿を披露していただきました。

下町情緒あふれる人気スポットの浅草に着物美人が大集合!
栄えあるコンテストで2023年のきものクイーンが決定!

晴れ晴れとした天気に恵まれたこの日、本選にふさわしいファイナリストたちが浅草公会堂に集いました。
オープニングにはきものクイーン2022グランプリの関田日向さん、準グランプリの内田朋美さん、池上采華さんが応援に駆けつけ、関田さんから「1年間の体験発表」をしていただきました。
ポスター・雑誌モデルの撮影のことや、出演イベントでの経験、着付けを通じて感じたことなどのお話や、今年のファイナリストの皆さんへ温かいメッセージを送って下さいました。

いよいよ審査がスタート。緊張が走る会場で、出場者たちはスポットライトを浴びながら一人ずつステージをウォーキングします。
今年はランウェイも登場し、着物の着こなし、表情、ヘアメイク、ウォーキングなど、自分の魅力を最大限にアピールします。
成人式で用意した振袖を披露される方、日本の伝統文化を発信したいと出場された方、家族の応援を受けて舞台に立たれる方、個性豊かなコーディネートをご披露される方、様々な思いを持って皆さんステージに登場いただきました。
司会者から、一人ずつのPRコメントがアナウンスされ、客席近くをウォーキングされる出場者には、客席から盛大な拍手が送られ、日本最大級の着物コンテストにふさわしい華やかな会場となりました。

全262組が出場を終え、審査結果を待つ間には楽しいアトラクションタイム。 最初は箏、バイオリン、ピアノの三重奏「アンサンブル椿」の演奏です。和楽器と洋楽器が調和した穏やかな音色で会場を満たして下さいました。
ラストの1曲では「アンサンブル椿」の演奏に合わせて、前楽帯結び30名の生徒さんがコラボレーション。美しく壮大なステージを披露して下さいました。
続いて、ハクビ舞による振袖早着付け。色とりどりの振袖をあっという間に着上げ、会場からは感嘆の声と盛大な拍手が送られました。
そしてアトラクションラストを飾ってくれたのは、歴代コンテスト入賞者の皆さんによる「未来へつなぐウェディングショー」。
大振袖、振袖ドレス、打掛の三種三様の着姿を美しくしなやかにパフォーマンスして下さいました。

ついに審査結果の発表です。
厳正なる審査の結果、きものクイーン2023グランプリに輝いたのは、安部 咲乃(アベ サキノ)さん。
表彰状とトロフィー、副賞が授与され、受賞の喜びを語りました。

  • きものクイーン2023グランプリ 安部 咲乃さん:このような賞をいただけて夢の中にいるようです。これから様々な方に日本文化を伝えていきます。

きものクイーン準グランプリは、小野 佑里乃(オノ ユリノ)さんと木下 佳織(キノシタ カオリ)さんの2名が受賞しました。
審査員特別賞には、五十嵐 ゆい(イガラシ ユイ)さんと藤本 和美(フジモト カズミ)さんの2名が受賞しました。
その他、たくさんの受賞者に豪華な副賞が贈られました。

見事きものクイーン2023グランプリに輝いた安部 咲乃さんには、国際的な式典でのプレゼンター、ハクビ京都きもの学院のポスター、着物ショーや王朝装束モデル等、世界最高の民族衣装と称される着物を世界へPRする、きものクイーンとして活躍していただきます。また、準グランプリや各賞の上位入賞者にも、着物モデルとして活躍する場が用意されております。

本年のきものクイーンコンテストは3年ぶりに観客の方をお迎えしての開催となりました。新型コロナウィルス感染症拡大防止対策をとりながら出場者および関係者の皆様には、体調チェック、換気の徹底、消毒、検温、ソーシャルディスタンスを保っての運営にご協力いただき深く感謝いたします。これからもハクビは、着物文化の普及に努めてまいります。また、ご後援・協賛・協力いただきました企業・団体・関係者の皆様にも深く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

協賛一覧(順不同、敬称略)

  • 株式会社まるやま
  • ハクビ総合学院
  • フォトスタジオ プリンセス
  • ジョイフル恵利
  • 振袖ハクビ
  • 品川プリンスホテル
  • グランドニッコー東京
  • 大島椿